東京でエアープランツを育ててみたら...

東京のアパートでエアープランツはすくすくと育ってくれるのかを検証するブログです!

ここまで枯れてもまだ間に合う!ウスネオイデスを見栄え良くして復活させるまで

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エアープランツを枯らしてしまったこと、ありませんか?

 

これまでに20種類以上のエアープランツを育ててきましたが、未だにすくすく育ってくれないエアープランツも存在します!

 

 

今回は枯れたウスネオイデスを復活させる方法を伝授します。 

 

枯れたウスネオイデス

先日、枯れてしまった細葉のウスネオイデスを譲り受けました。

 

おー、見るも無残な状態になってしまってますね。

特に上の方は目も当てられない状態に。

この状態を「カレタオイデス」といいます!

 

お隣りの元気なウスネオイデスと比べると、その差は一目瞭然。

ここまで枯れてしまっては、全部枯れるのを待つだけ...

 

いえいえ、ちゃんと復活させることができるんです!

今回はこの枯れたウスネオイデスをトリミングしてすくすく育つまでの過程をまとめます。

 

枯れた葉を取り除く

 

植物全てに言える事ですが、枯れた部分は永遠に復活しません。

 

残しておいても見苦しくなるだけなので、ここはバッサリと切り取っていきます。

 

 

では枯れたところをスパスパ切っていいのかというと、

それはダメです。

 

 

不思議な形をしてるウスネオイデスには、

ウスネオイデスならではの切り方があります!

 

ここで問題です!

 [問題1]キリンさんはウスネオイデスのどこを食べたでしょうか?

一頭のキリンさんが大きなウスネオイデスを見つけました....。

このキリンさんはウスネオイデスが大好物なので食べることに決めました!

 

普通なら無心になってムシャムシャ食べてしまうのですが、頭のいいキリンさんはまた今度来た時にも同じウスネオイデスが食べられるように一番ダメージの少ない部分だけを食べようとしています。

さあ、どこを食べたでしょうか?

 

正解は、

葉が分岐した後の繋ぎ目になっているの部分だけを食べました。

 そこ食べたら地面に落ちてうまく育たないじゃん!

っていうツッコミは無しにして下さい^^;

 

「なんで繋ぎ目は食べてもいいの?」

なんでかというと、

ウスネオイデスは一節の中にたくさんの子株が連なった集合体で出来上がっているからなんです。

葉が分岐する根元の少し膨らんだところが1つの生命体になっているのでここを食べられてしまうと1つの生命体が死んでしまうことになるからです。

 

ちなみに今回の絵は5つのウスネオイデス株からできています。

 

 面白いことに、キリンさんが食べた箇所と、ウスネオイデスが枯れ始める箇所が一致するんです。

枯れたウスネオイデスを先ほどのイラストに当てはめるとこんな感じ

水が少なくて枯れてしまったウスネオイデスは、身を守るために 葉先や子株と子株の継ぎ目を枯らして体力を温存しようとします。

 

実際の枯れたウスネオイデスはこんな状態です。

見てのとおり、子株と子株の間の繋ぎ目部分が枯れています。

では、実際に枯れた繋ぎ目をカットしてアレンジする方法を紹介します。

 

枯れたウスネオイデスの切り方とは?

カットするときに気をつけることは

  1. 手でむしらずにハサミで切る
  2. 切るときは成長方向側をできるだけ残して切る。

 

ウスネオイデスは自然界でも吊り下がった状態で成長しているのため、枯れた葉であっても切れにくいです。

手でむしって切ると思ったところが切れずに生きている株のところが切れてしまいダメージを与える可能性がとても高いです。

必ずハサミを使ってください。

 

枯れたウスネオイデスの切る位置とは?

次に切る位置です。

 

ウスネオイデスにも成長方向があります。

単純に垂れ下がっている時の上から下方向が成長方向と思ってもらって問題ありません。

束ねたときに子株が圧迫されて死んでしまわないように、子株から離れた位置の枯れた部分をカットします。

 

ウスネオイデスの束ね方

次に束ね方です。

先ほど切ったところを成長方向を下にして一番上のところを指でつまんで1つずつ束ねていきます。

 

たくさん束ねるとこんな感じ

あまり束ねすぎると抜けやすくなったり、水を与えたときに蒸れやすくなったりするので、親指の太さ以下にしてください。

 

束ねるのにオススメの結び方

最後に結び方の紹介です。

今回は麻ヒモを使って結びますが、他の材料でも同様の結び方で大丈夫です。

 

八の字結びというとても簡単な方法ですが、5ヶ月経った今でも緩んでいません。

まず、ヒモを30センチほど用意します。

 

1. ヒモを折り返して輪を作ります。

 

2.ヒモを交差させます。

 

 

3. 八の字を描いて最後に矢印の方向に輪を通します。

 そして、ウスネオイデスの束を丸の中にはめ込んであげて縛りあげると、

 完成です!

 

枯れたウスネオイデスを束ねてから5ヶ月後

束ねたのが2017年12月17日

それから、室内で育てて約5ヶ月後の

2017年4月29日の様子は

少しフサフサになったかな?程度ですが、

色合いは見違えるほどイキイキしてます。

 

春先はエアープランツが育てやすい季節なので、枯れたウスネオイデスを持っている方ぜひリセットさせてみてください。